アイマスのプロデューサーではなくファンだった話

開いてくれて、ありがとう

お酒を呑んでる1人のオタクの戯言なので「解釈違いだ!」と思ったらいつでもタブを閉じて大丈夫、ちなみにカシスマンゴー、おいしい✌️(下戸)


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そもそも、何故わたしがアイマスを好きになったかの話をする


出会ったのは6年前の14歳、中学2年生の時だった(怪しい)

それまでわたしは、深夜アニメに興味はなく48グループのオタクをしていた。ある日、まど〇マギカの再放送を偶然見たのがきっかけで、オタクの道へと方向を徐々にシフトさせていこうかなと思っている時期だった


そんなある日、ローソンへ行った

「これ、美緒ちゃんの好きなアニメじゃないの?」とオタクが親に言われたであろうセリフ全日本選手権1位と共に指さされたのは、コラボクリアファイルだった。


正直、その頃知っていたアニメはまどマギ(もう隠さない)しかなかったので勿論知るわけが無いのだが、ふと目に止まった。どうやら、3~4人のアイドルの立ち絵?を集めて1枚のクリアファイルにしている。それが4種類も?!人数が多いんだなぁと思い、ぼーっと眺めていたら、ひとりの女の子が目に止まった


「うわ!かわいい!」

勿論そんなこと、声に出してはいないが心の中ではオタク特有のクソデカ大声状態だった。その場でお菓子を買ってもらい、名前も知らない1枚のクリアファイルを家に持って帰った。


それが、わたしとアイドルマスター、担当の天海春香さんとの出会いだった。


(後々、デレのアニメを観て、アイドルマスター…?あれ…?聞いたことあるぞ、となりクリアファイルを発掘、あの頃好きだった子は天海春香さんって言うんだ!と知る)


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デレアニを放映している時、アニマスと交互に12話ずつ公開していた。

そこで動いてる彼女を初めてみた。クリアファイルに使われていたカードは『みんなで作るステージ 天海春香』で、もっとこう、キラキラしている猪突猛進というか、みんなをさあこい!!!みたいなアイドルなんだろうなと勝手に思っていた。(語弊があるけどちょっと一旦こう書かせて欲しい)


テレビに映っていたのは、1人の、等身大の女の子だった


自分と同じ、迷ったり、傷ついたり、立ち止まったりする普通の女の子だった


でも、わたしと彼女が決定的に違うこと


それは「彼女がアイドルだ」と言うことだ(何を当たり前のことを)


ステージでキラキラしていて、衣装を着ていて、舞台のお仕事をしたり…


それはわたしがずっと大好きだった3次元のアイドルと何も変わらなかった


3次元のアイドルの裏側を知ることがほとんどなかったわたしは、普通の女の子とステージ上のアイドル、そのギャップにどんどん惹かれていき、彼女に夢中になった


どうやらアイマスに好きなアイドルがいる人はプロデューサーと呼ばれ、アイドルをプロデュースするらしいとネットでみたわたしは直ぐに、「天海春香担当」と書いた見よう見まねの手作りの名刺を作った

慣れないパソコンとプリンターを使い画質が荒くて、ハサミで切ってガタガタした側面も、今見たら笑ってしまうような出来だ

それでも、名刺が完成したあの時の誇らしさ、照れくささは今でもハッキリ覚えている


アニマスも12話までしか観ていない、劇場版なんてそもそも存在も知らなかったわたしが、名刺の次に起こした行動は「キャラクロカフェへ行く」だった(若さ故の行動力)


コラボカフェなんて初耳だった癖に、「アイマスのカフェがあるらしい!」と即予約を取り、手作りの名刺を持って秋葉原へ向かう日を心待ちにしていた)